東商の活動

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第3回資源・エネルギー部会、視察会「燃料電池バスで巡る水素ステーションと東京スイソミル」を開催しました

2018年1月29日
東京商工会議所
産業政策第二部
水素ステーションの様子

水素ステーションの様子

スイソミル見学の様子

スイソミル見学の様子

挨拶する広瀬部会長

挨拶する広瀬部会長

 資源・エネルギー部会(=部会長 広瀬道明・東京ガス株式会社 代表取締役社長)は、1月26日(金)に視察会「燃料電池バスで巡る水素ステーションと東京スイソミル」を開催しました。資源・エネルギー部会員を中心に22名が参加しました。
 視察会は東京都交通局の燃料電池バス(実際に路線で就航している車両)に乗り込み、トヨタ自動車株式会社 東京技術部 担当課長の岸本様に燃料電池自動車の仕組み等を解説していただきながら、スタートしました。
 まず、岩谷産業株式会社の運営する水素ステーション「イワタニ水素ステーション東京有明」を訪問し、水素ディスペンサー、液化水素貯槽、液化水素ポンプ等のステーションの設備や、実際の水素充てんの様子を視察し、同社の水素本部水素エネルギー部長の藤本様から説明を受けました。
 次に、東京都環境公社の水素情報館「スイソミル」を見学しました。スイソミルでは、水素エネルギーの特徴や水素社会の可能性について、展示を見ながら説明を受けた後、「水素社会の実現に向けた東京都の取組」と題してミニセミナーを開催し、東京都 地球環境エネルギー部 次世代エネルギー推進課長の堀様にご講演していただきました。水素エネルギーの活用を推進するために、水素を燃料として走る船舶の計画やCO2フリー水素の供給計画、水素ステーションの整備や燃料電池自動車・バスの普及計画、そして安定的な燃料供給と需要創出などの課題に今後東京都がどのように取り組んでいくのか、解説いただきました。
 参加者からは、燃料電池自動車の構造や水素ステーションの設備に関するものから、今後の都や国の水素活用の計画まで、広範囲にわたり積極的・専門的な質問が出ました。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
産業政策第二部
担当 福留、山本
TEL 03-3283-7836