東商の活動

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卸売分科会主催セミナー&交流会「『日本橋』らしさを活かした街づくり~都市デザインの視点から~」を開催しました

2017年12月11日
東京商工会議所
中央支部
講演会の様子:講師 小林正美氏

講演会の様子:講師 小林正美氏

交流会の様子

交流会の様子

 東京商工会議所中央支部は12月11日、卸売分科会(分科会長:柏原孫左衛門 柏原紙商事株式会社 取締役社長)主催で「『日本橋』らしさを活かした街づくり~都市デザインの視点から~」と題したセミナー・交流会を開催し、経営者や経営幹部など28名が参加しました。

 講師の明治大学 副学長 小林 正美 先生は、冒頭、江戸の形成史等に基づいた、日本橋の持つ唯一無二の価値(「100年以上の老舗企業群」「水運の歴史」等)について解説。日本橋の再開発事業の中でその価値を維持し、他の地域と差別化を図ることの重要性について指摘しました。

 また、日本橋における首都高速移設と日本橋のまちづくりの動向について述べた上で、世界の各都市の事例として「ソウル市のチョンゲチョン河(高速道路撤去の事例)」や、「ボストン市のBIG DIGプロジェクト(高速道路地下化の事例)」について写真を交えて紹介。最後に今後の方向性として、「高速道路計画およびそれに関連した再開発事業の時計が動き出す中、関係者間における情報公開と綿密な話し合いが重要となる」、と締めくくりました。
 
 セミナーの後は、講師を交えた交流会を開催し、名刺交換や街づくりに対する意見交換など、交流を深める参加者の姿が見られました。
 
 参加者からは、「具体的でわかりやすかった」「セミナーの内容を事業に活かしていきたい」などの意見が聞かれました。
 
 中央支部では、今後も事業に役立つセミナーや交流会を開催する予定です。最新の情報は東商イベントカレンダーもしくは中央支部ホームページにてお知らせします。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
中央支部
TEL 03-3538-1811