東商の活動

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第12回TOKYO DISCOVERY「江戸・東京の水辺探訪」視察会を開催しました

2017年11月21日
東京商工会議所
地域振興部
今回乗船した水上タクシー「TOKYO WATER TAXI」

今回乗船した水上タクシー「TOKYO WATER TAXI」

地下への移設が検討される首都高速の真下を走る

地下への移設が検討される首都高速の真下を走る

世界的にも珍しい都市水上交通における渓谷美(御茶ノ水近辺)

世界的にも珍しい都市水上交通における渓谷美(御茶ノ水近辺)

観光委員会(委員長=佐々木隆副会頭・株式会社ジェイティービー相談役)は、11月21日に「第12回TOKYO DISCOVERY/江戸・東京の水辺探訪~日本橋川・神田川・隅田川 三大生活水路~」を開催し12名が参加しました。本事業は国内外の旅行者を想定し、著名な観光施設ばかりでなく地域に根差した観光資源を巡り、東京が持つ多彩な魅力を知ってもらうことを目的に平成22年から実施しています。今回は、2020年を見据え、水辺を活かした街のにぎわい創出や、観光・交通手段としての舟運の活用が官民を挙げ進められていることから、前回に引き続き「水上タクシー」を活用したプログラムとしました。

当日は、日本橋横の護岸にある船着場(日本橋船着場)から2隻の水上タクシー「TOKYO WATER TAXI」に乗船。普段では見ることのできない首都高速道路の真下を流れる日本橋川を遡りました。皇居の近くでは江戸城の城壁に今でも残る、石垣に刻まれた島津家などの家紋を見学しました。神田川に入ると都市における水上交通では世界的にも大変めずらしい、水道橋から御茶ノ水にかけての渓谷を通過しながら紅葉を楽しむことができました。JR、地下鉄が交差する聖橋を通過すると、川の両岸に数多くの船が繫留する江戸時代からの船宿群があり、現在でも観光船、釣船などで賑わいを見せていました。隅田川に入ると、夜はライトアップで水辺の賑わいを演出する清洲橋、永代橋を眺めながら亀島川を経由、下町情緒を楽しみながら日本橋に戻りました。

<参加者の声>
・初めての体験、日頃見る景色とは違い、改めて水辺観光の魅力を実感した。
・絶好の天気なのに、川面に映える日差しが首都高に遮られた。
・首都高速が無くなったら、川の両岸壁面の修復が必要。
・御茶ノ水近辺の渓谷美、電車の多さ、浅草橋近辺の船宿の多さに驚いた。

観光委員会では、今後も地域に根差した多彩な観光資源の魅力の発掘・発信に向け、各種事業を展開して参ります。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
担当 小島・増田・岩澤
TEL 03-3283-7658