会頭コメント

会頭コメント

10-12月期GDP速報について

2007年2月15日
東京商工会議所

 昨年10-12月期のGDPが、8・四半期連続のプラス成長を記録したのをひとまず歓迎する。ただ、民間設備投資は堅調を維持しているものの、個人消費の伸びは7-9月期の反動による面が強いと思われる。 
 暖冬の影響などもあって、今後1-3月期以降、楽観はできないが、賃上げ効果や株価の上昇などによる、個人消費の本格的な盛り上がりに期待したい。 
 持続的成長あってこそ改革も進み、財政再建への道も開かれることを踏まえ、政府と日銀には、連携を密にした適切な経済・金融政策の舵取りをお願いしたい。

以上