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【江東支部】「BCPガイドブック」を発行しました

~小規模事業者でも取り組めるBCPについて、身近なパン屋さんを舞台にわかりやすく解説~

2023年3月8日
東京商工会議所
江東支部

 東京商工会議所江東支部(鈴木健之会長・鈴直商事(株)代表取締役)は、「中小企業のための身の丈BCP策定支援事業(※)」の一環として、「BCPガイドブック」を発行しました。
 東京都では、近年、首都直下地震などの巨大災害リスクに加え、大型台風の到来による風水害リスクも増加傾向にあります。特に隅田川と荒川にはさまれ水害リスクが高い江東区では、対策を直ちに講じなければならない状況です。そこで、当支部では、自然災害に対して区内中小企業の事業継続力を強化すべく経営支援の一環として「中小企業のための身の丈BCP策定支援事業」を2020年度から2022年度の3ヵ年にわたり実施し、本事業で収集した情報や個別コンサルティングの支援事例などを基に、小規模事業者でも取り組むことが出来るBCPについて解説する冊子を作成しました。
 本冊子は、主にはじめてBCPを策定する方向けに、身近なパン屋さんを舞台に、イラストを使った会話(チャット)形式で、身の丈にあったBCP策定の勘所をわかりやすく解説しています。本冊子は当支部窓口にて無料配布するとともにホームページにも掲載し、区内外の中小企業・小規模事業者に広く活用いただけるよう周知・PRしていきます。

(※)中小企業のための身の丈BCP策定支援事業
東京商工会議所江東支部が、自然災害に対して区内中小企業の事業継続力を強化すべく、経営支援の一環として、2020年度から2022年度の3ヵ年にわたり実施。同支援事業では、下記の3つの事業を行った。
1.セミナーによる普及啓発(10回開催・延べ参加者数:171名)
2.相談会による簡易版BCP策定支援(支援者数:4社)
3.個別コンサルティングによる企業版BCP策定支援(支援者数:12社)

■冊子名:「小規模事業者の災害対策 BCPガイドブック」

■発行:東京商工会議所江東支部(2023年3月発行)

■仕様:A4版・カラー 全28ページ(発行部数:500部)

■配布:江東区内の中小・小規模事業者等に無料配布

■特徴:
(1)自宅と事業所が近接する小規模事業者をモデルとし、自宅の災害対策をベースに事業のBCPへステップアップ
(個別コンサルティングでの事例を基に)
(2)本ガイドブックを通してBCPの作成が可能(相談会での参加者の意見を基に)
(3)富士山噴火に関する情報も掲載(セミナーのうち最も参加者の多かったテーマ)

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
江東支部
TEL 03-3699-6111