東京商工会議所北支部（越野充博会長・越野建設(株)社長）は12月8日、北区との共催で「北区×渋沢 SDGｓセミナー」を開催し、東商会員や北区民など118人が参加しました。

渋沢栄一翁が後半生を過ごした北区では、「東京北区渋沢栄一ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ」を推進し、シビックプライドを醸成するまちづくりの象徴として渋沢翁を取り上げ、渋沢翁の思想の継承を推進しています。その取組みの一つとして、今回は渋沢翁を切り口にSDGｓについて全3部構成の基調講演・実践研究を行いました。

第1部では外務省 国際協力局 地球規模課題総括課 堀江良城氏が動画で出演し「SDGｓの概要と日本政府の取組」 について講義。続いて渋沢栄一翁の玄孫にあたる渋沢健氏(コモンズ投信株式会社 会長)が「論語と算盤」を題材に渋沢翁が示した持続可能社会について講演しました。
第2部では、特定非営利活動法人コミュニティビジネスサポートセンター代表理事である永沢映氏が「SDGｓのポイント」について説明。
第3部では実践研究として石川幼稚園 園長 石川千世氏、玉川食品株式会社 代表取締役 関根康弘氏、北区政策経営部 中嶋稔氏が登壇し、それぞれの取組事例を紹介するなどパネルディスカッションを行いました。

当支部では、今後も北区と連携して、渋沢栄一の功績や理念、北区との関係性などを広く周知するとともに北区の魅力を発信して参ります。