東京商工会議所文京支部青年部（関誠幹事長・ゼンドラ㈱社長）は、９月１５日（水）に、文京区に本社を置く株式会社ＺＭＰの代表取締役社長　谷口恒氏を講師に招き、「ロボットを社会インフラへ～老舗ベンチャーのあくなき挑戦～」と題した講習会をオンラインにて開催し、２３名（うち文京支部青年部会員１０名）が参加しました。
　本講習会は、株式会社ＺＭＰのこれまでの挑戦や、挑戦を支えてきたチームビルディングについて学ぶことで今後の経営の参考とすることを目的に、文京支部青年部会員のみならず、近隣の支部青年部等にも案内のうえ開催したものです。
　谷口氏は、身近な課題や困りごとを新規事業の種としてとらえ、ヒト・モノを運ぶことができるロボティクスによって課題解決を図るべく取り組んできた経緯を紹介し、今後もさまざまな分野の課題解決に挑戦していくことが自社の成長のカギになると考えていると述べました。また、３０か国以上の人材を採用している観点から、社員の多様性と個性を尊重しながらチームビルディングの強化を図っていると語りました。締めくくりとして、「失敗を恐れずに挑戦し、自分自身の心と向かい合い、心を安定させながらクリエイティブな気持ちを保って経営に取り組んでほしい」とメッセージがありました。
　謝辞として、関幹事長は「ロボットの活用における見通しや視点等、斬新な発想に驚かされた。また、経営者の内面に関する話についても触れていただき、経営者として大変参考になった。」と述べました。
　文京支部青年部では、引き続き企業経営に役立つ事業を実施していく予定です。