日本マレーシア経済協議会（会長＝佐々木幹夫・三菱商事㈱元会長）は、１月２７日（水）に、マレーシア日本経済協議会、マレーシア貿易開発公社との共催で、「デジタル・クリエイティブ・コンテンツ産業における日本とマレーシアの協力」をテーマに掲げた第二回日本マレーシア経済協議会合同オンラインセミナーを開催し、両国合わせ約300名が参加しました。

第1セッションでは、「日本およびマレーシアのデジタルコンテンツ産業の概要」のテーマのもと、デジタルコンテンツ分野における日マレーシア間の貿易状況や、マレーシアにおけるゲームやアニメーションなどのデジタルコンテンツ産業の状況、日本のデジタルコンテンツ市場の概要などについて、両国の同産業に関わる政府組織及び団体よりご講演いただきました。

第2セッションでは、「サクセスストーリー、共通のチャレンジ、そしてコラボレーションとパートナーシップによる機会創造」と題し、マレーシア貿易開発公社がモデレーターとなって、両国を代表する世界的に有名なクリエイティブ企業よりご講演いただきました。マレーシア市場のポテンシャルや日本とマレーシア両国でのクリエイターがどのように連携して作品を生み出していくかなど、他の企業にも参考になる貴重な話を聞くことができました。

　視聴者からは、マレーシア貿易開発公社の支援プログラムの効果や、マレーシアのゲームデザイナーの成功の秘訣、海外企業と連携するためには企業としてどういった強みを持ったらいいかなどについて質問が相次ぎ、トップを走るクリエイティブ企業から具体的なアドバイスを受けるなど、活発なやりとりが行われました。

日本マレーシア経済協議会は、1977年の設立以来、ほぼ毎年、交互にお互いの国で合同会議を開催してきましたが、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大により合同会議は延期せざるを得ず、かわりにオンラインにて合同ウェビナーを開催しています。第1回目は10月に委員企業を対象に「デジタル化における日本とマレーシアの協力」をテーマに開催しましたが、2回目となる今回は一般公開にて開催しました。

当協議会は、今後も両国経済界のビジネス活動に役立つ情報を提供していきます。

1. 日本マレーシア経済協議会合同オンラインセミナー次第

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