東商の研修講座は、経営者から新入社員まで、階層別・分野別に多種多様な講座を人材育成プログラムとして体系的に提供しています。特に、昨今の“人材育成”に対する関心の高まり*から、会員企業を中心に多くの中小企業の皆さまにご利用いただき、受講者数は2017年度より３年連続8,500名以上となっています。

　受講者満足度も94.3％（2018年度）と高く、受講者からは「事例が豊富で実務に役立つ知識・スキルを習得できた」、利用企業からは「異業種の受講者との交流を通じ意識が高まり、仕事へのモチベーションがアップしているように感じる」「（階層別の講座について）社内でも評判が高く次の役職へのステップアップに必ず受講させる」といった声を多数いただいています。
　
　2020年度は、法改正に伴うハラスメント相談担当者向けの講座や、ITツールであるRPAの活用について経理・総務部門を対象にした講座、外国人材定着講座など、12の新たなテーマを加えて138テーマ、計288回の研修を開講します。
　
　ガイドブックは、今後東商会員8万社へお送りし、23区内各支部の窓口でも設置・配布するほか、本日より当所ホームページにて電子データでも公開します。

*2019年3月に東商が実施した「従業員研修の実施状況に関するアンケート」では、「人材育成への経営者の関心が高まった」「研修を受けさせる対象者層が広がった」などを理由に研修予算・費用ともに増加傾向にあることがわかりました。