資源・エネルギー部会（＝部会長 広瀬道明・東京ガス株式会社 取締役会長）は、10月15日に部会を開催しました。まず、広瀬部会長から任期満了を機に部会長を退任する旨の表明があり、一同へ諮ったところ異議なく承認されました。また、新部会長の選任方法について諮ったところ部会長推薦となり、北村雅良氏（電源開発株式会社　代表取締役会長）が全会一致により選任されました。次に、新副部会長および常任委員の選任について諮ったところ、北村新部会長へ一任となりました。選任結果については、東商新聞等を通じて報告します。新部会長等の任期は、２０１９年１１月１日から３年間となります。
　その後、（公財）地球環境産業技術研究機構（ＲＩＴＥ）副理事長・研究所長 山地憲治氏を講師にお招きし、講演会「次世代電力ネットワークのあり方・見通し」を開催しました。山地講師より、再生可能エネルギーの拡大のために早期のFIT制度からの自立と系統制約の克服が重要との解説などをいただいたほか、AI・IoTやブロック技術などデジタル技術進展に伴う新たな電力プラットフォームの将来像、「持続可能な電力システム構築小委員会」で今後議論されるポイント等、盛りだくさんの内容をお話いただきました。参加者からは「レジリエンスが問題となる中、次世代ネットワークのあり方について論じるタイムリーな講演会だった」とのコメントが寄せられました。８１名が参加し、満足度の非常に高い講演会となりました。