東商の活動

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東京国際空港(羽田空港)視察会を実施しました

2019年3月8日
東京商工会議所
地域振興部
視察前の概要説明の様子

視察前の概要説明の様子

 東京商工会議所 首都圏問題委員会(委員長=野本弘文 副会頭・東京急行電鉄株式会社会長)及び建設・不動産部会(部会長=山内隆司・大成建設株式会社会長)では、国土交通省関東地方整備局の協力のもと、委員・部会員を対象とした「東京国際空港(羽田空港)視察会」を開催し、30名が参加しました。羽田空港では、首都圏の国際競争力強化に不可欠である空港処理能力拡大(※)に向け、様々な施設整備・環境整備が進められています。
※空港処理能力拡大:首都圏の国際競争力の強化、増加する訪日外国人旅行者の受け入れ、東京2020大会の円滑な開催等の観点から、首都圏空港の機能強化に向けて、羽田空港の飛行経路の見直し等により2020年までに羽田・成田両空港の空港処理能力を約8万回(羽田空港は約4万回)拡大するために必要な施設整備と環境対策を実施中。

 視察会では、国土交通省 関東地方整備局 東京空港整備事務所長より概要説明を受けた後、空港処理能力拡大に必要な着陸計器装置の強化(滑走路ローカライザ)や国内外間アクセス改良(際内トンネル)、またD滑走路接続部(4本目の滑走路)、空港跡地活用に向けた工事現場等を、それぞれ説明を受けながら視察しました。

 参加者からは、「羽田空港は、首都圏のみならず日本の国際ネットワーク強化に向けて特に重要なインフラであることを実感した。確実な空港処理能力拡大が望まれる」などの意見がありました。

 インフラ整備がもたらす本来的な効果(ストック効果)の発現には、インフラを利用する民間の役割も重要であることから、引き続き、視察会の実施などを通じ、ストック効果の発現に向けた取組を進めてまいります。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
担当 平澤・田畑・黒田
TEL 03-3283-7621