東京商工会議所は2月8日、国土交通省関東運輸局、（一社）関東観光広域連携事業推進協議会と合同で、「第5回 広域関東学生インバウンド旅行企画コンテスト」決勝戦を開催しました。

　本事業は、将来観光業を目指す学生による広域関東エリアのインバウンド向け旅行企画を、専門家が実際の商品化の観点から評価・助言を行い、業界全体の人材育成に貢献することを目的に開催するもの。

当日は、書類審査を通過した5チームが旅行企画の狙いやコンセプト等、ツアーの魅力を説明するプレゼンを実施し、7名の審査員による投票を行った結果、清真学園高等学校（茨城県）のチーム「Crystal 清真」による企画「Cool Japan」がグランプリを獲得しました。

　挨拶に立った佐々木隆副会頭（ＪＴＢ相談役）は、「2018年の訪日外国人旅行者数は3,000万人を突破し、政府目標である訪日外国人4,000万人も現実的な視野に入ってきている中、広域周遊観光の着実な推進は、訪日外国人旅行者の地方への誘客を更に加速し、関東が持つ魅力を海外へ積極的に発信するために、重要な鍵になる。」と述べました。

　東京商工会議所は、今後も国土交通省関東運輸局、関東観光広域連携事業推進協議会とともに、関東地方における広域周遊観光の取り組みを推進してまいります。