東商の活動

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移動中小企業・事業承継対策委員会(城南ブロック)を開催しました

2019年2月6日
東京商工会議所
中小企業部
会議風景(挨拶する宮入委員長)

会議風景(挨拶する宮入委員長)

中小企業委員会(委員長=大久保秀夫副会頭・フォーバル会長)、事業承継対策委員会(委員長=宮入正英・宮入社長)は2月6日、城南ブロックの支部(千代田、中央、港、品川、目黒、大田)を対象としてて本年度1回目の移動中小企業・事業承継対策委員会を実施しました。

当日は、①生産性向上、②事業承継の実態・取組み、③人手不足と働き方改革への対応、④金融、⑤地域や業界における経営上の課題・取組をテーマとして、支部役員・評議員と活発な意見交換がなされました。

出席した支部役員からは、「ITによる工程自動化で、作業総時間が半分に、作業員がつく時間も大幅に減り生産性が向上した」(製造業)、「土日休みが取りにくい業種なので、後継者が敬遠して、業界的には事業承継が困難な企業が多いようだ」(製造小売業)など、生産性向上や事業承継に関する好事例や課題が出されました。
また、「人材を育成しても、大手や中堅企業に流出してしまう」(建設業)、「人材難・後継者不足にて廃業する同業他社も多い」(製造業)など、人材育成・確保についての意見もありました。
さらに「中小企業向けの補助金については、国や都の制度は充実しているので、大いに活用すべき。支援機関では一層活用を促してほしい」(建設業)などの声も寄せられました。

本会議は23支部を4ブロックに分けて2月中に合計4回実施され、支部役員・評議員の意見は委員会で取りまとめ、国や東京都への政策要望などに盛り込んでいきます。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
中小企業部
担当 土谷、霜島、菅原
TEL 3283-7724