地域ブランド力を高める産業振興事業を展開

　東京商工会議所大田支部は昭和35年3月21日に設立された、東京商工会議所で最も歴史のある支部です。大田支部では区内産業を振興するために、大田区のブランド力の向上に関する事業や、全国７都市と連携した中小企業都市サミットへの参加、取引拡大を支援するビジネス交流会、先進事例の視察会、業種の特性に合わせた分科会活動など多様な事業を展開しています。
　また、地域経済の未来を担う人材を育成するため、若手経営者や若手経営幹部のための講演会や勉強会の開催、高校生や専門学校生へのキャリア教育支援などの活動のほか、青年部を組織して経営者の資質向上や大田区の未来ビジョンについて研究を行っています。
　さらに、区内事業者の皆様の声を大田区等にお届けし、施策への反映を実現しています。
　個々の事業者への支援としては、経営セミナーの開催や金融・経営・税務・法律・労務相談、経営課題に対応した専門家派遣、小規模事業者経営改善資金（マル経融資）を中心とした資金繰り支援、各種支援機関や金融機関等と連携した経営相談などを行っています。
　大田区や各産業団体等とも連携して地域一体となって、羽田空港跡地再開発に関連する産業振興機能の拡充や、区内産業のさらなる魅力の発信など、地域の課題解決にも貢献しています。このほか、区内事業者の皆様のネットワーク形成の場として、地域や業種を超えた交流の場も提供しています。
　今後もさらに、区内産業の振興、事業者の発展に努めて参りたいと思いますので、多くの方にご利用・ご参加いただければ幸いに存じます。大田支部活動に一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。