放送のすべてが体験できる
世界初の放送専門ミュージアム

1956年に世界最初の放送専門ミュージアムとして開館したＮＨＫ放送博物館にはユニークな展示や施設が多数あり、子供からお年寄りまで幅広い世代が放送の魅力を楽しむことができるようになっている（入館料は無料）。
１階はウエルカムゾーン。入口正面の「放送歴史絵図」はラジオ放送開始からの放送の歴史をイラストで紹介しており、タッチパネルに触れると当時の映像が映し出される。また通路をはさんで反対側には、放送の歴史を彩ったマイクやカメラなどの機器が壁一面に展示されている。
中２階の「愛宕８Ｋシアター」では200インチの大型スクリーンと22.2マルチチャンネルによって８Ｋスーパーハイビジョンの大迫力の映像と音声を体感できる。その隣の「放送体験スタジオ」ではアナウンサーや気象予報士の体験をしたり、バーチャル映像などを楽しむことができる。
２階に上がるとテーマ展示ゾーンがあり、ドラマ、オリンピック、音楽、子供番組の４つのテーマを通して放送番組や技術の移り変わりを展示している。
３階はヒストリーゾーン。ラジオ放送開始からテレビの登場を経て現在の８Ｋ時代に至る放送の歴史を、貴重な資料や放送機器などを通してわかりやすく説明している。また、企画展示室では、多彩な放送のテーマを取り上げる展示を随時開催している。
４階には「番組公開ライブラリー」と「図書・資料ライブラリー」。過去のＮＨＫの番組を視聴したり、放送に関する図書や雑誌を閲覧することができる。

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