マノ精工 株式会社
代表取締役社長 林 愛子(はやし あいこ)
本社所在地 東京都立川市
資 本 金 1,000万円
従業員数 40名
創   業 昭和23年
業   種 精密機械部品製造
釣具リール部品、空圧機器部品、自動車部品他、各種部品製造
U R L http://www.mano-seiko.jp/home/index.html

事業の概要

 機械部品加工から事業を始め、電気製品、釣具、自動車など取り扱い品目を拡大してきた。当社は精密金属加工を得意としており、さまざまな業種から寄せられる難しい注文に対してコア技術を進化・応用させることで顧客の問題解決に貢献してきた。
釣具リール部品においては、極めて細いパイプ自動曲げの技術を開発したほか、3次元形状の部品も独自の治具を考案することで量産化につなげている。さらに空圧機器部品では難削材の高精度加工に成功しており、加工型中小メーカーとして卓越した技術を蓄積している。

受賞理由

●極めて細いパイプの曲げを可能とし、糸が絡まない釣具リール部品(ベールアー
  ム)を独自加工で開発するなど、他社ではできない加工技術を生み出した経営
  が評価された。
●独自技術への深化と下請けに徹底する大胆な方針転換により全社一丸で経営
  危機を乗り超え、「切削ならマノ」という顧客の信頼を得た。


 カメラ部品メーカーとして創業後、自社製品の製造に取り組んだものの失敗し、深刻な経営不振を経験している。その際、下請けに徹することを決意、取引先を絞りながら他社にはできない独自技術の深化に専念して経営の建て直しに成功した。当社は企業の中核的能力となる技術を精密金属加工に据え、長年にわたり顧客の課題解決にあたることで、技術力向上と受注の拡大という好循環を続けてきた。付加価値の低い加工工程が海外に流出するなかで、当社は高度な加工技術に磨きを掛けることで海外メーカーに対抗できている。日常的な活動に組み込まれた人材育成や技術開発の仕組みの重要性を当社は再認識させてくれる。加工型中小メーカーの基本的なあり方のモデルとして、他社にとっても学ぶところは多い。



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